スタッフブログ
施設のできごとや行事、イベントなどの様子を更新していきます。
四季折々の花によせて(No.2) 府中けやきの森学園へ -キバナコスモス-
2018-11-26
社会福祉法人はなゆめ
理事長 松﨑 伸一
猛暑と豪雨で過ぎた夏の暑さも収まり、やっと秋らしくなった11月、府中けやきの森学園の学校運営連絡会議があり、久しぶりに味の素スタジアムから武蔵野の森公園に続く、通称味スタ通りを散策してきました。このケヤキ並木沿いには東京外語大学府中キャンパス、警察大学校、府中けやきの森学園、障害者施設の「なごみ」「すまいる」、ほか老人施設が続いています。その通り沿いの「なごみ」と接する一角に空き地があり、オレンジ色の花が見事に群生していました。
放ったらかしの空き地で雑草に負けずに、存在を誇っていたこの花は「キバナコスモス」。飛んできた種が繁殖したのでしょうか。私たちがコスモスと言えば思い浮かぶのは薄ピンクの花。今や秋になれば多くの観光地では欠くことのできない存在です。このコスモスも実は明治期に日本にもたらされた外来種で原産地はメキシコ。キバナコスモスはさらに遅れて大正期に渡ってきたようです。名前もよく知られていないこの花。しかし鮮やかなオレンジのキバナコスモスでした。
ところでこの空き地こそが、三鷹市が計画中の障害者施設の予定地です。ここはかつて調布基地跡再開発計画の中で、調布・府中・三鷹の3市に福祉目的で割り当てられた場所で、三鷹市の担当部分だけが手つかずのままでした。現在ここに医療的ケアを必要としたり、行動障害のある障害者の通所施設が計画されています。空き地に咲き誇るキバナコスモスも今年で最後かもしれません。
さて、この日訪れた府中けやきの森学園は小学部から高等部まで通う近代的な特別支援教育の拠点。参加した学校運営連絡会議は、特別支援学校を運営するため地域の第3者委員を加えて成り立っています。毎年の学校運営方針や卒業生の進路の報告、学校評価アンケートの結果報告などもあり、学校運営に対して外部者が意見を述べることのできる重要な場となっています。特に卒業生の進路は大きな課題、教育の場が閉鎖的にならないように、委員としての役目を果たしたいものです。
彩とりどりの夢に向かって(No.2) 第24回 東京ガス サラリーマン ミニサッカー大会
2018-11-06
障がい者相談センターつなぐ手
職員 菊地 裕子
10月28日・11月4日に、FC東京主催の「第24回 東京ガス サラリーマン ミニサッカー大会」に参加してきました。
三鷹市では地域スポーツクラブの育成に取り組んでおり、平成16年8月に「三鷹市西部地区地域クラブ推進協働連合(通称三鷹ウエスト)」を設立しました。私の所属する「レアル三鷹」は、三鷹ウエストのフットサルチームとして、スポーツ及び文化活動の発展を推進し、地域住民の生活の向上と住みよいまちづくりを行うことを目的に活動しています。
設立当初から15年間、味の素スタジアムで開催される本大会には毎年欠かさず参加しており、サッカーを愛する仲間達と気持ちの良い汗を流し、スポーツの楽しさを味わっています。
今年は、6戦全勝、1アシスト1ゴールという好成績をおさめることができ、秋晴れの中、元日本代表の石川選手とも交流をすることができました。
12月9日に大沢台小学校にておこなわれる三鷹ウエスト祭りの企画・運営にも携わり、地域の子ども達にスポーツの楽しさを伝える活動もおこなっています。
「継続は力なり!」今後も、スポーツを通して、地域との交流を積極的に続けてまいります。彩とりどりの夢に向かって(No.1) 日本山岳耐久レース「第26回ハセツネカップ」
2018-10-12
ワークセンターいくせい工房
職員 太田 森彦
10月7日~8日にかけて、トレイルランニングで最高峰のレース「日本山岳耐久レース(ハセツネカップ)」に参加してきました。ハセツネカップは奥多摩の山々を71.5㎞制限時間24時間で巡るレースです。10月なのにもかかわらず最高気温30度を超える厳しいコンディションの中ではありましたが、18時間30分かけて完走することができました(優勝タイムは7時間51分)。目標タイムには遠く及びませんでしたが、66%の完走率の中やり遂げたことに満足しています。 アウトドアブームの中、山岳を走るトレイルランニングというスポーツが人気です。私も数年前から月に何回か山へ走りに行き、レースに参加しています。ロードを走るのとは違い、山では登りは歩きます。途中でおにぎりを食べたり、見晴らしのいい景色に立ち止まって写真を撮ったり、新緑や紅葉などの中を駆け抜ける気持ちよさが魅力です。 休日の目的は、文字通り体を休めることです。けれども活動的に過ごすことで、身体的にも回復を早め、また精神的にも満たすことができると思っています。 11月25日には法人の職員で三鷹市民駅伝大会に参加しますので応援をよろしくお願いします。
四季折々の花によせて(No.1) 被爆73周年の広島にて ー夾竹桃ー
2018-10-10
社会福祉法人はなゆめ 理事長 松﨑伸一
(全国手をつなぐ育成会事業所協議会 運営委員長)
今年の日本は、毎日の猛暑と突然の豪雨、台風、そして地震と大変な夏を迎えました。先日は関東も暴風雨に見舞われ大混乱となりました。そんな中、全国事業所協議会のミニセミナー開催で、豪雨被害のあった広島に行ってきました。広島は今年、被爆73周年。夏の人出も一息ついて県花の夾竹桃も花の終わりの時期。世界遺産となった原爆ドーム周辺は穏やかな空気が流れていました。
夾竹桃は、原爆投下によって75年間草木も生えないといわれた焦土にいち早く咲いた花で、当時復興に懸命の努力をしていた広島市民に希望と力を与えてくれた花です。平和記念公園には外国人観光客も多く、課外活動の小学生たちがインタビューしている光景が、そこかしこにありました。 全国事業所協議会のミニセミナーのテーマは、①広島の豪雨災害における事業の影響と対策。②全国育成会の来年度に向けた国への要望。 広島や岡山の被災地の報告を受け、今後の災害発生時の対応について意見交換を行いました。防災省の設置まで議論される時代、東京の私たちも起こりうる災害について対策が必要になっています。有意義なミニセミナーとなりました。
夏!職員研修を開催。
2018-07-20
障がい者相談センターつなぐ手
職員 菊地 裕子
みたか協働センターにて、法人全体での職員研修をおこないました。
第一部は、三鷹市の健康福祉部 障がい者支援課 川口課長に、「三鷹市障がい者(児)計画」についてや、三鷹市の福祉政策などの現状についてお話を伺いました。
第二部は、明星大学 人文学部 福祉実践学科の吉川教授に講師をお願いして、「家族支援について」の研修をおこないました。42名を7つのグループに分かれ、障がいのある方・ご家族・支援者・観察者の役割を演じるロールプレイをおこない、ご家族やご本人、支援者の立場や気持ちを考える時間を持ち、たくさんの気づきを得ることができました。