スタッフブログ
施設のできごとや行事、イベントなどの様子を更新していきます。
四季折々の花によせて(No.5) -セイタカアワダチソウとススキ-
2019-11-20
理事長 松﨑 伸一
今回の花はセイタカアワダチソウです。ちょっと聞きなれない名前だと思いますが、今では日本中に広まった外来種の一つ。戦後の物資に交じりこんで入ったとの説が有力ですが、昭和40年代以降に全国に拡散。夏から秋にかけて背の高い黄色い花を付けた姿を全国各地で見ることができます。よく陽の当たる土手や湿地が好みのようですが、この条件は日本古来のススキと同じ。お互い環境を好むライバルの関係にあるとのこと。秋のこの時期、日本中でセイタカアワダチソウとススキの陣地取りが繰り広げられています。
私も先日、思いもよらなかった場所でその戦いを目の当たりにしました。 10月末、手をつなぐ親の会の中国・四国ブロック大会が岡山市であり、大会終了後に、長い回廊で有名な吉備津神社に参拝する機会を得ました。JRももたろう線の小さな無人駅「吉備津」を降り、長い参道を歩いてたどり着くのですが、その参道脇でこの戦いが起きていました。(写真)
実は セイタカアワダチソウの根には植物の発芽・成長を阻害する物質(アレロパシー)があり、他の植物を駆逐して広がっていくようです。しかし広がりすぎると自身もアレロパシーによって阻害されるようで、そこに付け入って最後にはススキが優勢になるとの説もあります。日本人としてはススキに親近感を覚えるのは致し方ないところでしょうか。とにもかくにも、ふと見ればススキの脇にはセイタカアワダチソウ。一方、北米においてはススキの方が外来種。ススキが北米大陸に侵入し勢力を増して問題になっているとか。これもグローバルに見れば共生なのかもしれません。
さて、岡山の大会では第2分科会「自律的な地域生活・働く生活を支える」のコーディネーターを仰せつかり、知的障害者の成人期の課題を討論してきました。障害者自立支援法施行以来13年、大きく変わってきた障がい福祉ですが、課題は山積みです。一歩一歩粘り強く進むことが大切と肝に銘じたところです。
岡山行きにあたっては大会前日の金曜日に大阪市育成会に寄り、小泉会長が理事長をする生活介護施設「シンフォニー」を見学させていただきました。また大会後の月曜日には倉敷市の社福)めやす箱の施設、グループホームを岩月理事長の課題をご配慮で見学させていただきました。この報告はまた後日させていただきます。
~10月のFOOTPRINTS~
10月 1日 鷹ロコネットワーク大楽 介護職員初任者研修にて講義
10月 2日 星風マート(駅前広場での自主製品販売会)
10月 3日 東京都手をつなぐ育成会大研修会(代々木オリンピック青少年センター)
「『安心して暮らしたい』その思いを実現させるためのネットワーク構築を考える」
-地域生活支援拠点整備の現状と展望₋
10月 8日 地域法人協議会主催 「実践発表会」(オリンピック青少年センター)
10月10日 フロアリーダー研修(法人内研修)
10月11日 NPO法人三鷹はなの会 グループホーム秋祭り(ピアいのかしら)
10月15日 三鷹ロータリークラブ定例会にて講話 (障害福祉を取り巻く状況)
10月16日 地域法人協議会 専門部会の発足(自主製品部会、芸術文化部会)
10月17日 はなゆめ芸術文化祭実行委員会
10月18日 大阪市てをつなぐ育成会訪問
大阪市事業所協議会 社福)清心会 生活介護ハーモニー訪問
10月19日 手をつなぐ育成会中国四国ブロック大会岡山 第2分科会担当
10月21日 倉敷市 社福)めやす箱 施設見学
10月22日 はなゆめ芸術文化祭 (さんさん館)
10月24日 はなゆめ 環境改善プロジェクト研修
地域法人協議会 研修委員会 (都育成会本部)
10月25日 全国育成会 事業所協議会委員会 (都育成会本部)
10月26日 立川アールブリュット展覧会見学(立川 伊勢丹)
10月29日 NPO法人ぽけっと運営会議
10月30日 地域法人協議会 芸術文化部会で品川区立障害児者総合支援施設を見学
アール・ブリュット展 KODOMO GOKORO
- 他に、毎週火曜 社福)はなゆめ 運営会議 毎週水曜 NPO法人三鷹はなの会 運営委員会
四季折々の花によせて(No.4) -ローズマリー-
2019-10-02
理事長 松﨑 伸一
秋になって花をつける植物はたくさんありますが、ローズマリーの花もその一つ。まじまじと見ることは、なかなかないことだと思いますが、透明感のある薄紫や青い花はなかなかのものです。街のそこかしこ、ガーデニングがされた素敵な装いの家々があります。散歩がてらに街を歩き、そんな家に出会うとうれしくなるものですが、時々手入れされた生垣となったローズマリーを見ることがあります。一斉に花が咲いた時の素晴らしさに驚きます。
シソ科に分類される常緑性の低木。ヨーロッパでは神秘的な力をもつ花として扱われ、祝福や葬儀の場など冠婚葬祭に欠かせない植物として知られているとのこと。ローズマリーの名前の語源は2つあり、1つは、その姿からラテン語のローズ(しずく) +マリナス(海の)が合わさったという説。もう1つは、聖母マリアのバラを意味する「rase of maria」が由来とする説。聖母マリアが衣を被せたところ、白いローズマリーが青色になったという言い伝えからだとか。
写真のローズマリーは名前をホーターブルーといいます。9月26日に下連雀チーム(タートルステップとゆめ)の社会活動(宿泊)に同行し、河口湖ハーブ館で買ってきました。ローズマリーにもたくさんの種類があるのですが、このホーターブルーとサンタバーバラの2株を手に入れました。1株220円。私にとっての最大の収穫でした。
今年は下連雀チームのほかにも新川チームの宿泊に同行させていただきました。済んだ山梨の空気の中、大勢の利用者さんと触れ合うことができ、良い社会活動(宿泊)となりました。
~8月から9月のFOOTPRINTS~
8月 5日 地域法人協議会 研修委員会
8月 6日 サポーターズカレッジ開講あいさつ
8月17日 三鷹阿波踊りに参加(はな親連)
8月20日 障害のある労働者の職業サイクルに関する調査研究委員会
(独立行政法人 高齢・障害・求職者支援機構主催)第6期
8月22日 三鷹市障害者福祉懇談会主催の市議会議員との懇談会
9月 4日 スポーツの集い
9月 5日 社福)はなゆめ 理事会
9月 9日 地域法人研修委員会役員会
9月10日 はなゆめ芸術文化祭実行委員会
9月11日 全国手をつなぐ育成会役員会
9月12日 全国事業所協議会 新潟県上越地区セミナー
9月13日 々 運営委員会(上越市)
施設見学 NPO法人ほっと妙高、NPO法人悠藍睦会の施設
9月17日 市役所売店ぽけっと、運営会議
地域法人協議会 機関紙ぷらっとほーむ編集会議
9月18日 三多摩部会研修会 (全知共済より危機管理の話)
9月19日~20日 はなゆめ新川チーム 社会活動(宿泊) (山梨)
9月25日 地域法人協議会 研修委員会
9月26日~27日 はなゆめ下連雀チーム 社会活動(宿泊) (山梨)
彩とりどりの夢に向かって(NO.4) 第27回 2019おきなわマラソン
2019-02-27
ワークセンターゆうゆう舎
職員 藤田 明博
2月17日に行われた「第27回2019おきなわマラソン」に参加しました。
はなゆめで参加している三鷹市民駅伝のメンバーになったことをきっかけにランニングを始めるようになり、練習を重ね、ハーフマラソンなど他のランニングイベントにも参加するようになりました。そして、今回、初めてフルマラソンに挑戦しました。
当日の天気はくもり、気温20℃と走るにはとても適した気候の中、およそ1万人のランナーとともに、スタートしました。
コースは沖縄市にある沖縄県総合運動公園をスタートし、うるま市、嘉手納町、北谷町、北中城村を走り抜け、再び総合運動公園の競技場へ戻り、ゴールするというものでした。普段は入ることのできない嘉手納基地内もコースになっており、貴重な経験になりました。
この日に向けて、幾度か練習は重ねていたものの本番のコースは坂が多く、後半とても厳しくなりましたが、なんとか無事完走することができました。
沿道でたくさんの声援をいただき、改めて応援が力になるということを感じることができました。今後もさまざまなことに挑戦しようと思うと同時に、自分も周りのみなさんにたくさんの声援を送っていこうという思いになりました。四季折々の花によせて(No.3) -蕗の薹、沈丁花-
2019-02-26
社会福祉法人はなゆめ
理事長 松﨑 伸一
亥ノベーション、の亥年もすでに2か月経とうとしています。寒波の日もあり、冬には冬のあり様を楽しんで良し、の心境でいたのですが、すでに春の陽気が訪れました。先日、新川作業所を訪れると、そこにはもう満開のフキノトウが。そして沈丁花がいまにも開いていい香りが漂いそうになっていました。
早速フキノトウを収穫しました。
今年も春がそこに来ています。
さて、年が明けてからは新年会やら研修会やら大会が立て続けにありました。一番寒い時期にもかかわらず、皆さんが集まりやすいのはどうもこの時期に集中するようです。この間の活動を整理して報告いたします。
1月4日、当法人での新年ご挨拶
1月5日、東京都育成会理事長の代理として八王子いちょうの会の新年会に参加
1月11日、はなゆめ全体の新年会(さんさん館)
1月12日、三鷹市賀詞交歓会(芸術文化センター)
1月19日、東京都手をつなぐ育成会新年会(京王プラザホテル)
1月20日、だれもが住みやすい街づくりフォーラム千葉
「障害があってもいきいきと働く」を支える、と題した講演とパネルディスカッションのコーディネーターをさせていただきました。
1月26日、全国手をつなぐ育成会事業所協議会 沖縄研修大会に委員長として参加。
「今、求められる事業所の役割と運営」をテーマに200名ほどが全国から参加。報酬改定のこの1年を振り返り今後の役割と運営を討議しました。
2月8日~9日、地域法人協議会 第40回箱根一泊研修会
一時は雪も心配された箱根でしたが、寒さの中にも穏やかな天気に恵まれました。
第40回として、3つのセッションに分かれて、大グループ討議となりました。
2月23日~24日、全国手をつなぐ育成会連合会 京都大会
全国から2000人ほどの参加者を集め、国立京都国際会館にて盛大に行われました。2日目の講演はかつてフォーククルセダーズのメンバーで、精神科医の北山修さん。素晴らしいお話でした。この内容については、後日ゆっくりとお話ししたいと思います。
彩とりどりの夢に向かって(No.3) 第27回 三鷹市民駅伝大会
2018-11-27
ワークセンターゆめ
職員 白坂 一美(第3区)
11月25日に「第27回三鷹市民駅伝」が開催されました。
元気創造プラザをスタート地点として、中学生からシニアまでのチームが三鷹市内12.5㎞を駆け抜け、メンバーの思いのこもったタスキを繋ぎました。
今年は200チームが参加し、秋晴れの空の下、熱戦が繰り広げられました。
はなゆめ駅伝チームは今回で6回目の出場で女性の参加は初めてという事もあり不安もありましたが、太田チーム代表の「参加する事に意義がある、楽しみましょう!」という言葉に励まされ、無事に笑顔で完走する事ができました。
結果は総合で61位、一般男子の部で37位と昨年よりも順位を上げる事ができ、タイムも1分弱縮める事ができました。
当日、沿道で応援して下さった市民の皆さま、サポートして下さった皆さま、本当にありがとうございました。